育毛を真剣に考える...
そうなる前に様々な対策を考えましょう。
対策1:湯シャン
毎日シャンプーをすると髪と頭皮が傷みます。そして実は、お湯だけで70%〜80%の汚れが落ちるのです。だから、シャンプー等で髪の油や頭皮の油を落とし過ぎてしまうと乾燥し過ぎてかえって頭皮に良くない。頭皮も突っ張り毛髪の成長を妨げてしまうのです。今ノンシリコンシャンプーが主流になっていますが、シリコンがなぜシャンプーに配合されているかというと、シャンプーの洗浄剤で髪がゴワゴワするのを防ぐためのコーティンクのためです。シリコンは髪に吸着してスベスベ感をアップし、指どおりをよくする効果があります。しかし、よくシリコンが「毛穴につまってしまう」「髪や頭皮に吸着して膜をつくる」「アレルギーを引き起こす」などと言われていますが、そんなことはありません。シリコンは科学的に合成された樹脂で、多くのシャンプーに含まれています。その効果は、髪のキューティクルに付着しコーティングし、髪に艶を出します。また、手触りがよくなりまとまりも良くなります。ドライヤーの熱から髪を守ってくれる効果だってあるのです。つまりシリコンだけが毛根に詰まって薄毛の原因とはならないのです。むしろシャンプー(髪を洗いすぎる)のほうが良くないくらいだと思われます。だから「湯シャン」がお奨めなんです。・・・湯シャンとは
対策2:育毛剤
育毛剤といえばリアップ(ﾐﾉｷｼｼﾞﾙ配合)が有名ですが、なかなか自分に合ったものが見つからなかったりするそんな中、効果があったと話題になっている商品も出てくるようになってきました。ふつう、AGA治療をする勇気と金銭的な余裕がなければとりあえず試すのが「育毛剤」ですよね。しかし、実際は効能に書いてある効果を実感できずに使用をやめてしまう場合が多いのではないでしょうか。それだけに効果が確かなもの(自分に合っているもの)を選ぶ必要があります。
対策3:サプリメント
今まで様々なサプリメントを自分の薄毛対策に使ってきたが、サプリによる効果を実感するには時間がかかるのが実のところです。しかし、自身の由々しき事態のため、続けることができますよね。当初は体を作るのに欠かせない要素の代表格としての亜鉛だけを摂っていましたが、最近ではノコギリ椰子を同時に飲んでいます。結果、湯シャンとの併用のせいか、自分がくせ毛であったことを思い出すことができるほどボリュームが戻りました。そして、年(50台後半)であるであることを考えれば十分な効果が出ていると納得できるものです。20代のような艶とコシを期待することはもはや不可能で、明かり直下等では地肌が見えてしまいますし、雨をすぐに感じてしまいます。これは、髪の密度が低いことは明白です。でも今ではもっと若い頃からやっていればと後悔はするものの、年相応の髪の量に戻りつつあると自信が持てるようになりました。
対策4:AGA治療
AGA（エージーエー）とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の略です。一般的に薄毛は遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。 AGA（エージーエー）は進行性で何もせずにほうっておくと抜け毛が進行し、うす毛が目立つようになります。そのためAGA（エージーエー）は早めのケアが大切になるわけです。AGA（エージーエー）の脱毛部にはDHT（ジヒドロテストステロン）が高濃度にみられ、これがヘアサイクルの成長期を短くする原因物質と考えられています。成長期が短くなることにより、髪の毛が長く太く成長する前に抜けてしまいます。十分に育たず細く短い髪の毛が多くなると全体として密度が落ち頭皮が目立つようになります。現在では、原因はDHT（ジヒドロテストステロン）という物質によるものとはっきりしています。薄毛は「テストステロン」という男性ホルモンが頭皮などに存在する５αリダクターゼという酵素と結びつくとDHT（ジヒドロテストステロン）という男性ホルモンに変化します。このＤＨＴにより髪の成長を強力に妨げられ髪は完全に成長しないまま抜け続けます。５αリダクターゼ自体の分泌量が多ければ髪は育たず、少なければ禿げにくい体質といえます。しかし、今では５αリダクターゼが酵素と結びついてＤＨＴに変換されること自体を阻害する治療薬があります。薬は専門医による処方なので、自己責任ですが、AGA専門医(スキンクリニック)へ相談してみてはどうでしょう。
